■ 施設 ⑥
金色堂
平泉文化の最高傑作である金色堂を、創建当時を想定して覆堂のない姿で再現しています。
藤原清衡公は、戦乱で罪なくして死せられた魂を弔い、奥羽の安寧と国家の安泰を祈願するとともに、辺境といわれた地に都と同じ仏教文化を築くという願いを込め金色堂を建立しました。
中尊寺金色堂は三間四方の単層方形造で、木造に漆が塗られ、その上に金箔が張られ、内陣は平安美術の最高傑作といわれています。
金色堂にはお線香やおみくじもあります。願いを込めてお参りしましょう!
奥州の金
当時、奥州は日本でも有数の金山地帯でした。ここ江刺にも古歌葉金山などがあり、江戸時代まで金が税のひとつにされるほど。
これらが金色堂に代表される平泉の黄金文化を支えていたかもしれません。
金色堂周辺の紫陽花の見頃は、6月~7月です。