施設 ②

政庁(南側)


南側の朱塗りの建物は律令時代(12世紀)の政庁の再現です。

この時期は唐の影響を受けて正殿を中心に左右対称に建物が配置されています。

朱塗や太い丸柱は格式の高さを示しています。

檜皮葺入母屋造(ひわだぶきいりもやづくり)の正殿と脇殿は回廊で結ばれ、高床式の倉を築地塀と上土塀が囲んでいます。

政庁(南門)

政庁の正門である南門は、中国唐の時代に倣っています。

屋根は瓦葺きで上には鬼瓦をつけており、門の前後に太い丸柱がそれぞれ4本あることから八脚門とよばれ、高い格式を示す造りです。

ロケでよく使われる大路

政庁南門を出ると目の前には広い大路が。
映画やドラマなどのロケで一番と言っていいほど使われています。

カメラの角度や方向、道に砂利をまいたりしても雰囲気が変わります。

見返り坂からの桜の眺望