■ 施設 ③
経清館
陸奥国府の官だった藤原経清公が江刺に移り住んだ11世紀半ば頃の地方豪族の一般的な館で、第一期豊田館とも呼ばれます。
茅葺き屋根になっているのが特徴で、寝殿ほか台所・馬舎・宿直などもあり、これらがやがて渡り廊下で結ばれて寝殿造へ発展していきます。
当園から車で5分ほどのところにある豊田館跡から出土した中国産の白磁四耳壺がえさし郷土文化館に展示してあります。
工房
穀倉群
寄り道スポット
義経持仏堂
歴史の波に翻弄されて自刃した源義経。
その供養のため造られた御堂で、平安時代の建築様式をもとに再現されています。
ここでは義経の最期を再現し、武蔵坊弁慶が持仏堂を守っています。
寄り道スポット
「安宅関」
源義経とその一行は兄・頼朝から追われ、山伏姿に身をやつし奥州に向かう途中、安宅関の関守に通行を咎められるも武蔵坊弁慶の機転で危機を脱しました。
これは江戸歌舞伎十八番「勧進帳」で有名なシーンです。
実際の関は石川県小松市安宅町にあったとされています。